五線譜のラブレター De-Lovely
1964年。アメリカの偉大な天才音楽家コール・ポーター(ケビン・クライン)がひとり淋しく人生の幕切れを迎えようとしていました。
そのポーターの前に謎の演習家が突然現れ、ポーターを古びた劇場の観客席へと導いていく・・・。
なんとその劇場のステージ上には、ポーターの人生でゆかりの深い人々が続々と登場しているではありませんか。
そう、今まさに人生の幕を降ろそうとしているポーターの前で、ポーターの人生の軌跡をたどるショーが開幕したのです・・・。
| 監 督 | アーウィン・ウィンクラー |
|---|---|
| 脚 本 | ジェイ・コックス |
| 出 演 | ケビン・クライン、アシュレイ・ジャッド、ジョナサン・プライス |
| 音 楽 | スティーヴン・エンデルマン |
| 配 給 | 20世紀フォックス映画 |
| 公式サイト | |
| 製作年・国 | 2004年/アメリカ=イギリス |
| 上映時間 | 2時間5分 |
ひとこと
コール・ポーターの曲って何だかせつない気持ちにしてくれるんです。
なんで、せつない気持ちになるんだろう・・・。
この映画を観てその理由が分かりました。
コール・ポーターの書いた曲は妻リンダへの思いが沢山込められていたんですね。
40年に渡る音楽家人生で約870曲の名曲を生み出し、「夜も昼も」「ビギン・ザ・ビギン」などスタンダードとして今もなお語り継がれ、心に響く曲を沢山世に送り出したコール・ポーター。
その名曲の数々が生まれる影にあったのはなんて、せつないラブストーリーだったのでしょう。
この天才と言わしめたコール・ポーターがこんなに素晴らしい曲を生み出せたのは、全てを夫に捧げた妻リンダがいたからなんですね。
一筋縄ではいかないコール・ポーターの愛を人生を、彼の才能のためなら、と全て受け入れた妻リンダの強さ・・・。
そこまで人を愛せる強さってなんだったのでしょう・・・。
「僕の歌は全て君の歌だった」
五線譜に込められたラブレター・・・。
妻リンダが歌う「トゥルー・ラブ」のシーンが泣けてきます。
コール・ポーターは勿論偉大だけれど、その才能を導き出した妻リンダはもっと偉大だと思います。
みどころ
音楽が素晴らしい♪しかも、コール・ポーターの名曲を、今をときめく、ナタリー・コール、エルヴィス・コステロ、ロビー・ウィリアムス、アラニス・モリセット、シェリル・クロウなどなどすごいメンバーが登場して歌ってくれます。
この登場の仕方もとっても自然な演出です。
コール・ポーターに扮するケビン・クラインが、全く吹き替えなしのピアノの演奏、そしてみごとな歌声を披露してくれます♪
妻リンダに扮するアシュレイ・ジャッドも吹き替えなしでステキな歌声を披露してくれます♪
アシュレイ・ジャッドの声ってとてもあたたかい~。
1920~1930代のおしゃれの最先端をいっていたコール・ポーターと妻リンダだけあって衣装やアクセサリーの豪華さはとってもラブリー。
特にケビン・クラインの全ての衣装はアルマーニのデザインと仕立てです。
アシュレイ・ジャッドが劇中で着る美しいウエディングドレスもアルマーニです。もう、うっとりですよ。
お気に入り
妻リンダ(アシュレイ・ジャッド)が『トゥルー・ラブ』を歌うシーン。
コール・ポーターの人生をコール・ポーターと一緒に舞台で観るという作り方がとってもステキでした。
人生って舞台なのかもしれません・・・。
ラストシーンが良いんです♪とっても♪
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