ラブソングができるまで

 

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落ちぶれた80年代のポップスターのアレックス(ヒュー・グラント)は、20年以上たった今も肩書きは、『元人気バンドのボーカル、アレックス』。

仕事も、往年のギャルたちを相手にしょぼくれたイベントをこなすだけ・・・。
その仕事すら減りつつあった時、なんと、カリスマ歌姫から新曲を提供してほしいと依頼が舞い込んだ。
10年振りに曲を書き始めたものの、作詞に自信のないアレックス。
そんな彼の前に現れたのが植木の世話係のソフィ(ドリュー・バリモア)。
実はソフィは元作家の卵。ソフィの言葉のセンスに惚れたアレックスは彼女に作詞を頼むのだが・・・。

舞い込んだチャンス、そして出会った才能。
「元」とつく肩書きから、二人は抜け出せるのか・・・、そしてラブソングは出来上がるのか・・・。

 



 

監 督

マーク・ローレンス

脚 本

マーク・ローレンス

出 演

ヒュー・グラント、ドリュー・バリモア、ブラッド・ギャレット、キャンベル・スコット

音 楽

アダム・シュレシンジャー

配 給

ワーナー・ブラザース

公式サイト

http://wwws.warnerbros.co.jp/musicandlyrics/

製作年・国

2007年/アメリカ

上映時間

1時間44分

ひとこと

冒頭でやられます。笑わせてもらえます。
80年代を一世風靡したという「POP」というバンドのMV(ミュージックビデオ)で始まるこの作品。
80年代のMVを観ながら青春を送った方は、たまらなくなつかしく、これだよこれ!と笑いながらも、きっと胸キュンするはずです。

しかもそのMVの中で、80年代の肩パットの入った衣装に身を包み、腰をフリフリ、歌って踊っているのがあのヒュー・グラント。
「モーリス」(87年)に出演していた頃のイギリス紳士の鏡のようだったヒュー様が、こんなにおちゃめなラブコメの帝王になるなんて誰が想像したことでしょう。

監督・脚本のマーク・ローレンスは、ロマコメの「トゥー・ウィークス・ノーティス」でヒュー・グラントと組んだ方。

監督がこの脚本を書いている時は、ヒューのことしか頭に浮かばず・・・そしてヒューの方も、歌って踊る役は嫌だと拒否していたはずが、脚本を読んで大笑いし、気付くと熱心にレッスンを重ねたそう。
この信頼関係があるから、80年代を面白可笑しくヒューが本当に楽しんで演じていると感じられたのですね。

共演のドリュー・バリモアも傷ついた女性を、明るい中にも深みを増したチャーミングさで演じていました。
ドリューはいつも自然体で本当にステキ。

このヒュー・グラント扮する元ポップスターとドリュー・バリモア扮する元作家の卵・・・
この「元」という肩書きを持つ二人。
それぞれ持っている才能を「元」という過去に押しつぶされるか、それとも、新しい今の自分で生かせるか。

笑いながら、胸キュンしながら、過去に囚われている自分から一歩前進させてもらえる作品です。

   

みどころ

●冒頭のミュージックビデオが、とてもよくできています。80年当時の雰囲気そのままで、ドラマ仕立てのこのMVだけで、かなりワクワク盛り上がれます。MVの中のヒュー・グラント以外のメンバーにも注目して下さいね・・・動きが・・・。

●実際にも、性格は正反対というヒュー・グラントとドリュー・バリモア。作品の中で、神経細やかなアレックスとざっくばらんなソフィの対照的なシーンが散りばめられていて楽しめます。

●タイトルの如く「ラブソング」ができるまでの過程がステキ・・・。

●主役の二人を囲むキャストのみなさんも最高!
アレックスのマネージャーに扮しているのが「Hey!レイモンド」のブラッド・ギャレット(笑わせてくれます)。
アレックスに新曲の依頼をするカリスマ歌姫にヘイリー・ベネットという新人が扮しています。本作が長編映画デビュー。美人でスリム、歌も最高!これからブレイクするはずです。

●舞台はニューヨーク。NY摩天楼の夕焼けと朝焼けを拝めます。

お気に入り

1.アレックスとソフィが作るラブソング「WAY BACK INTO LOVE」。
メロディも歌詞もとてもステキ。
歌詞の一部を抜粋すると・・・

「長い間ずっとひとりぼっちで
  過去に囚われ 前に進めないみたいな感じだった

  希望や夢をすべて隠しておいたんだ
  いつの日にかまた必要になったりするといけないからね・・・」

過去に囚われ前に進めない人は、この歌を心に刻むと良いかも・・・です。

2.ラストシーンはウルウル。

3.エンドクレジットも見逃さないように~!

「ラブソングができるまで」に関連するDVD・書籍

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